エジプトに行くなら、高度に商業化された街を期待してはいけません。ピラミッドなどの歴史的建造物から国内を貫通するナイル川に至るまで、エジプトは、文字どおり ’古代文明’ 都市なのです。
国土の大部分がサハラ砂漠内にあるエジプトでは、人口の大部分、7,700万人が、アレクサンドリア又は首都にしてアフリカ最大の都市であるカイロに集中しています。これは、カイロがナイル川に、そしてアレクサンドリアが地中海に近接しているという地理上の利点により、豊かな農耕地がこれらの地にあったことによります。
その他の地方にも、人口は少ないながらも、キリスト教の帝国から近年のイスラム政権に至るまで、古代遺跡や遺品は国中にまんべんなく点在しており、エジプトが中東随一の文化の中心であったことがうかがえます。