飛行機の場合
旅行者は通常カイロ国際空港Cairo International Airport (CAI)に到着します。国の公式航空会社であるエジプト航空のハブ空港でもあります。国内線と国際線のターミナルが分かれており、カイロ空港はカイロからエジプト国内の他都市への乗り継ぎ地点となっています。エジプト航空が運航する、ニューヨーク~カイロ間の直行便以外は、カイロへは、通常ヨーロッパの都市から乗り継ぐ必要があります。

エジプト国内には、その他にもアレクサンドリア・Alexandria Nozha空港、ルクソール国際空港Luxor International Airport、アスワン国際空港Aswan International Airport、フルガダ国際空港Hurghada International Airport、シャルム・エル・シェイク国際空港Sharm el-Sheikh International Airportがあります。ルクソール空港は近年チャーター便の便数が増え、国際線のフライト数が増大しています。

バスの場合
イスラエルやヨルダンといった近隣諸国からエジプトへのバス路線も走っています。ですから、イスラエルからエジプトに入るなら、エルサレムやテルアビブから割安なバスを利用することができます。

車の場合
空港出口では、多くのタクシー(車体は白と黒、または黒と黄色のツートーンカラーです)やリムジンが客待ちをしていて、最寄りの市や町へと運んでくれます。旅行者にとっては、空港への往復はこれらが便利です。通常タクシーのほうがリムジンより割安ですが、運賃の違いは、交渉次第です。

国内の移動
飛行機の場合
エジプト国内には多くの空港があるため、都市間の移動は迅速かつ便利です。カイロ空港からはアスワン、ルクソール、フルガダ、シャルム・エル・シェイクなどの都市へ毎日定期路線が運航しています。また、アレクサンドリア、などへも週に数便定期路線が運航しています。ルクソール国際空港からは、フルガダ、シャルム・エル・シェイク、その他紅海沿岸のリゾート都市へもチャーター便が多く出ています。

バスの場合
国内で、最も割安な移動手段はバスです。カイロ交通局が、カイロのダウンタウン、空港、郊外、ギザのピラミッド、その他多くの場所と路線を運行しています。バスも良く整備されています。ミクロバス(乗合タクシー)も、市内および近郊を走っています。

車の場合
エジプトには多くのレンタカー会社がありますので、車を借りるのも一つの手段です。ただし、旅行者にはあまりおすすめできません。エジプトで、旅行者が巻き込まれるおそれのある最も大きな危険は、車に関するものだと言われているのです。ですから、エジプトのひどい渋滞が続く道路を運転するわずらわしさを避けるためにも(もちろん危険を避けるためにも)、レンタカーよりはタクシーをチャーターしたほうがよいでしょう。その方が割安なのです。

鉄道の場合
エジプト国営鉄道が国内のすべての鉄道路線を運行しています。乗車券は比較的割安ですので、一等又は二等の乗車券を買うようにしましょう。それ以下のクラスですと、乗りごこちがひどく、耐えられないかもしれません。

地下鉄の場合
カイロ市内には地下鉄があり、便利な公共交通機関となっています。安く、清潔で時間も正確です。近年ギザとShubraまでの路線が開通し、地下鉄は、カイロ市内および歴史的名所をめぐるのに最適な交通手段となってきています。

水路の場合
エジプトは水路も発達しています。ナイル川流域及びエジプトの主要な運河は、地元の交通手段でもあります。なかでもスエズSuez運河は国際商業及び交通の重要な歯車となっています。